ワインや料理を楽しむためのマナー、豆知識を紹介します。

グラスの話1

 

 

 

ニースVSモナコ

 

イタリアのリビエラからフランスのコートダジュールにかけて素敵なリゾートホテル、レストランがひしめいている。
リビエラのポルトフィーノには小さな入り江に豪華なヨットが所狭しと停泊している。ここはかつてゴクミとF1レーサーアレッジが婚前アバンチュールをフォーカスされたところで、その山の上にはマイクロソフトのビル・ゲーツが、ハワイのゴルフ場を借り切って結婚式を挙げ、そのまま新婚旅行を過ごしたスプレンディッドと言うオーベルジュがある。このオーベルジュのレストランからはポルトフィーノの小さな入り江を見降ろしながら食事をとる贅沢なレストランがある。
フランス、コートダジュールのニースから車で30分、エズ村の山あいの更に岩山の上にシャトーエザ(http://www.chateaueza.com/)と言うオーベルジュがある。

このオーベルジュの隣にはミシュラン2つ星のレストランを持つシャトー・ シェーヴル・ドールもある。前出のスプレンディッドと同じく海を見下ろす素敵なレストランがあるが、こちらは明るいコートダジュールを眼下にしながら食事がとれる非常のぜいたくなオーベルジュである。

ポルトフィーノとコートダジュールではやはりシャトーエズの方が勝景であろう。フランス人のソムリエを除けば全く素晴らしいレストランである。しかしなぜフランスレストランのソムリエはあんなにかたくなに頑固なのだろうか。

 

 


さてこのシャトーエザで食事を終えて、ニースのホテルまでタクシーを手配してもらって帰ろうとしたときである。

ニースではかなり有名なホテルであるが、ホテル名を言うとそれはカンヌかモナコかと聞かれてしまった。ニースだと言うと、解ったと言う事で、山の下の車の停車場まで行くと、きれいな黒塗りのベンツのタクシー(屋根にランプを乗せていた)が待っていた。さすが格式のあるレストランで頼むと違うなと思ったが、実は違うお客の車であった。私のはまだ来ていないとのことである。次に来たのもベンツであったがやはり私の車ではなかった。レストランの余韻を楽しみながらホテルのベルマンと話していると、きれいなベンツはすべてモナコ行きであるとのことである。

そして私の車がやってきた。ホテルの送迎車でワンボックスカーであった。

確かにニース滞在中ベンツのきれいなタクシーは見掛けたことがなかった。
以前フランスとドイツの国境で、大きなベンツのタクシーに乗っていて大渋滞を起こしていた検問をパスできたことがある。もちろんそれもドイツの5星ホテルが手配したタクシーだ。日本のスペイン料理の友人シェフに聞くと、小型車でマルセーユを通過しようとすると車を止められカツアゲをされることがあるそうだ。久々に日本では経験できない、社会の仕組みを味わった。
モナコのホテルから行かなくてはダメなんだ。ニースでは。

 

 





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