ワインや料理を楽しむためのマナー、豆知識を紹介します。
ニースVSモナコ
イタリアのリビエラからフランスのコートダジュールにかけて素敵なリゾートホテル、レストランがひしめいている。 このオーベルジュの隣にはミシュラン2つ星のレストランを持つシャトー・ シェーヴル・ドールもある。前出のスプレンディッドと同じく海を見下ろす素敵なレストランがあるが、こちらは明るいコートダジュールを眼下にしながら食事がとれる非常のぜいたくなオーベルジュである。 ポルトフィーノとコートダジュールではやはりシャトーエズの方が勝景であろう。フランス人のソムリエを除けば全く素晴らしいレストランである。しかしなぜフランスレストランのソムリエはあんなにかたくなに頑固なのだろうか。
さてこのシャトーエザで食事を終えて、ニースのホテルまでタクシーを手配してもらって帰ろうとしたときである。 ニースではかなり有名なホテルであるが、ホテル名を言うとそれはカンヌかモナコかと聞かれてしまった。ニースだと言うと、解ったと言う事で、山の下の車の停車場まで行くと、きれいな黒塗りのベンツのタクシー(屋根にランプを乗せていた)が待っていた。さすが格式のあるレストランで頼むと違うなと思ったが、実は違うお客の車であった。私のはまだ来ていないとのことである。次に来たのもベンツであったがやはり私の車ではなかった。レストランの余韻を楽しみながらホテルのベルマンと話していると、きれいなベンツはすべてモナコ行きであるとのことである。 そして私の車がやってきた。ホテルの送迎車でワンボックスカーであった。 確かにニース滞在中ベンツのきれいなタクシーは見掛けたことがなかった。 glass story top |