弊社では、早くから不動産投資事業を行う投資主体のアセットマネージメント、 プロパティマネージメントに関する研究を重ねてまいりました。 弊社スタッフによる著作
2000年「不動産投資マネジメントの戦略」晃洋書房
2002年「不動産投資の成長メカニズム」清文社 2004年韓国語翻訳出版
2004年「不動産投資戦略」清文社
はいずれも不動産投資論に関する研究、コンサルタント実績の成果であります。
企業経営・投資事業CRE(Corporate Real Estate)アドバイザー業務
企業が成長するという事をバランスシート上で考えるならば、成長とは資産が増えることを意味します。
資産には土地などの固定資産だけでなく、もちろんキャッシュなどの内部留保の増加も意味します。 成長企業では、量的に増える固定資産の管理、質的に評価が上がる固定資産の管理、 増大する内部留保されたキャッシュの運用先を考える必要があります。
従来の企業組織の考え方では、企業のコア組織で収益を如何に挙げるかを管理し、 成長する内部留保の運用先を考えるのが財務部門であり、 量的に増える資産を法的な観点から管理するのが総務管理部門でありました。
しかし従来の企業組織には資産が評価を上げたり、下げたりすることを管理する考え方はありませんでした。 資産を保有するマネージメントを失敗すると、永年蓄積してきた内部留保以上の価値の損失になります。 又内部留保の運用においても、資産の運用によるリスクとリターンのメカニズムを理解していないと、 過剰投資或いは効率の低い運用になってしまいます。
企業価値をあげる事が、資産、デット、エクイティのバランスある成長の元で実現すると考えるならば、 資産管理、運用とリスクに精通した組織を作り上げる必要があります。 単なる内部留保の管理運用だけの財務部門でと法的管理の総務部門だけでは通用しないわけです。 これからのCFOはアセットマネージャーである必要があるといわれる所以はここにあります。
資産をどうすることによって、それが企業の価値をあげることに対してどの様に貢献するか。これがアセットマネージメントの考え方であります。 企業は成長を通じて企業価値を高める。そのために必要なアセットマネージメント組織の構築が弊社のアドバイザー業務の目的です。
不動産からどの様にキャッシュフローを生み企業価値に貢献するか?
不動産をどの様に運用してCFを高めるか?
不動産をどの様な手法を使ってCFに変換するか?
不動産特有のリスクをどの様にマネージメントしてCFの流出を最小限にとどめるか?
これらはすべて不動産投資論の分野です。
いまや不動産投資のメカニズムを理解したAMの機能を持たないCFOの企業は、それ自体が資産が企業価値に貢献する組織体制にない事になります。
しかし現実にはAMのノウハウをCFOが持つことが出来るか? 現実には殆んどのCFOがAMのノウハウを持っていません。 それは不動産に対する意思決定権がオーナーにしかないことに所以します。 そういった企業では、不動産管理の部署は自ずとオーナーのスタッフ部門である総務が管轄になります。 またアメリカと違い日本の大学、大学院などの財務論の高等教育機関に不動産学がありません。 しかしそれでは企業価値に貢献する資産マネージメントになまりえません。
AMの機能を持ったCFOの育成のための外部アドバイザーリーが必要になります。 それが弊社の企業経営・投資事業アドバイザー業務です。
*企業資産のファイリング
*資産ポートフォリオ戦略の構築サポート
*財務アドバイザー
*アセットマネージメント・プロパティーマネジメントに関する意思決定サポート
*企業内セミナー開催による不動産投資戦略者の育成
*財務部門の戦略に対するアドバイスサポート業務
*個別案件に対する調査レポーティング作成業務
*個別案件に対する各種業者の推薦・選定サポート
CREアドバイザーの手順
第1ステップ
企業役員に対する不動産投資論のセミナー実施
不動産投資論の考え方を理解し、弊社と経営戦略についての方向性を確認、目標の共有化
第2ステップ
アセットファイリング
アセットに関する情報の共有化をすすめる
第3ステップ
アセットマネージメント組織の構築
資産ポートフォリオの構築
第4ステップ
資産ポートフォリオの実践
弊社は中立性を保つために、オフバランス、プロパティマネジメントの事業受託は行いません。 業者選定及び、推進評価を行います。
顧問料・アドバイザー料:別途打ち合わせ
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